「軽急便」立てこもり事件!
       弱者が強者に意見を伝える方法は!?
03/09/18
 「機動戦士Zガンダム エゥーゴvs.ティターンズ」の発売が今月末25日に決まりました。先日開催された「アミューズメントマシンショー」でも、某メーカーのヤラセ投票がなければ1番人気になったタイトルです。

 現在でも前作にあたる「機動戦士ガンダム連邦vs.ジオンDX」が発売から2年経った今でも高インカムを出している事から今作のインカムを期待しているオペレーターは多いと思います。

 ところが本日、信じられないニュースが業界を走りました。プレイステーション2用ゲームソフト「機動戦士Zガンダム エゥーゴvs.ティターンズ」が12月4日に発売。ネット対応で4人まで同時プレイ可能との事です。

 「?」と思った方もいらっしゃると思います。確かにネット対応になればゲームセンターに行く必要もなくなり、ゲームセンターにしては痛手だろうけど、12月発売だしと。

 しかし、今回の「機動戦士Zガンダム」の発売には大きな裏があるのです。第一に、9月下旬発売の5000本と12月中旬発売の受注生産分がある事です。つまり、12月中旬分の入荷は家庭用の発売より遅くなるのです。勿論、受注の際には12月に家庭用が発売される事は一切知らされていませんでした。

------------所思の事情により20行程カットしました------------

 しかし、業界のタブーと言ってもいいほどの前金払いは、不況に喘ぐ中小オペレーターには大変厳しい条件でした。当然、毎月の支払いがある中で2週間以内に現金180万円を用意するのは並みの事ではありません。中には消費者金融に走ったオペレーターやこのやり方が気に入らないという事で購入をしなかったオペレーターもいると聞きます。

 そこに寝耳に水のこのニュースです。上にも書いた通り、家庭用の発売はどうしようもない事です。しかし、ルール違反とも言える前払いに加え、12月分より先の家庭用の発売。「怒髪、天を突く」とは正にこの事です。「我々が先払いしたお金で家庭用を作ったのでは?」と言われても仕方がない事だと思います。

 12月分を購入したオペレーターの大半は、初回分を購入できなかった50円、100円で営業している中小オペレーターです。現金180万円は、非常に大きな負担になったはずです。1プレイ50円のゲームセンターでは、お客さんに36,000回プレイしてもらってやっと回収できる金額です。

 3日前の名古屋東区での立てこもり事件でも、被害にあった運送業「軽急便」のフランチャイズ制に問題があったのではとの意見もあるようです。弱者が強者に意見を伝えるにはこのような方法しかないのでしょうか。

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